素人が一週間でMMDモデル作ってみた①
Blender楽しいですね(挨拶)
というわけで、こちらのMMDモデルを制作した際の話をします。
今回はモデルv.0.1.0(非公開)作成完了まで。
経歴
過去メタセコイアをちょこちょこ触っていましたが、
4年前ここまで行った末挫折してます。
Blenderは今年になってから触り始めました。
2月までの成果物はこんな感じです。
いぬです よろしくおねがいします pic.twitter.com/DBokAPZXFO
— うのはな透🔞次回眼鏡時空&コミ1 (@unohanaT) 2018年1月17日
クソ雑人間です、ご査収ください pic.twitter.com/cdcdUqRiJn
— うのはな透🔞次回眼鏡時空&コミ1 (@unohanaT) 2018年1月17日
下半身にボーン付けたので変なポーズ付けて遊んでる( pic.twitter.com/0fVuuKOFna
— うのはな透🔞次回眼鏡時空&コミ1 (@unohanaT) 2018年1月18日
君さっきまでと顔変わってない……? pic.twitter.com/VApxlcQXzt
— うのはな透🔞次回眼鏡時空&コミ1 (@unohanaT) 2018年1月20日
動機
上手くレンダリングできたので、SUSHIがお祝いのゴキゲン・オドリをしてくれました pic.twitter.com/1ZDX18IWOG
— 木野修造@零細事業主 (@shuzo_kino) 2018年3月3日
上記tweetを見て「僕も寿司踊らせたい!!」とBlenderをいじってみるも、どうやったらモデルを動かせるかわからず挫折。
やけくそになって「寿司は無理でもMMDモデルを作れば動かせるのでは?」となり、兼ねてからやりたかった上条春菜のMMDモデルを作成することを思い立ちます。
というかBlender始めたのもぶっちゃけそれが理由です。
コンセプト
- 鼻は作らない
- 唇は拘らない
- 髪も拘らない
わかりやすいですね?
1月中の試作での経験を活かし、挫折した箇所を全力で回避しに行ってます。
また、ずんむくモデル的にもデフォルメが効くのでこれくらいでちょうどいいです。
v.0.1.0制作の流れ
概形→身体→上着→眼鏡→帽子→スカート→手袋→ブーツ→マント→髪→顔(テクスチャ)→リギング→PMX化
身体
先程作ったボドゲのコマをCtrl+Rでループカットしながら、
横(YZ平面)から見た身体を作っていきます。
首を細くしたり、親指を生やしたり、太もものライン拘ったり、おっぱい盛ったり。
この段階で、身体のディティールはほぼ完成です。
上着
上着は最初シュリンクラップで作ってました。
ただ、穴を開けたり、金色のラインを作るためにナイフツールでメッシュを割っていったあたりで、
下にある身体が突き出る部分が出てきて破綻してきたので一旦やり直し。
2回目はシュリンクラップを止めて「身体から服部分の面をコピー→別オブジェクト化→拡大(Alt+S)」で身体が突き出る問題を解決。
金色のラインは「ラインにしたい辺をコピー→別オブジェクト化→スキンモディファイア適用」することで劇的に改善しました。
スカート
房は円錐からいい感じに作りました。
しめ縄は一本線にスキンモディファイアを適用→1点飛ばしで肉付け量を厚くすることで作りました*3。
眼鏡・帽子・手袋・ブーツ・マント
上着と要領は同じなので割愛。
髪
さて難所の一つ、髪の作成。
以前の挑戦では、下記2方法を試しましたが、どちらも思うような出来にはなりませんでした。
なので、
髪は円柱から作ります pic.twitter.com/T5mkxTbsuQ
— うのはな透🔞次回眼鏡時空&コミ1 (@unohanaT) 2018年3月12日
これで乗り切りました。
かんたんBlender講座
要領は↑のように、円柱の板を切り裂き(v)で髪束に分けていって個々に整形、って感じです。
あと前髪(非対称)と後髪(対称)を別オブジェクトにして、後髪の労力を軽減しています。
顔
テクスチャを貼り付けておわり!!
目を作るとか表情を作るとか、そういうのはとりあえず後回しの精神。
リギング
デカさが違いすぎるんですが( pic.twitter.com/b4H6MTZ5JS
— うのはな透🔞次回眼鏡時空&コミ1 (@unohanaT) 2018年3月6日
まずはあにまさ式ミクの標準ボーンをインポートして拝借します。
それを作成中のモデルに合わせて長さ・位置を調整。
そしてボーンに合わせて頂点にウェイトを塗っていく。
ウェイトは基本「編集モードで頂点を選択→割り当て」で塗りつつ、細かいところはウェイトペイントモードで仕上げています。
身体や服にウェイトを塗ったら、金ラインなどの飾り物にひたすらウェイト転送。これがなければ死ぬところでした。
そしてリギングが終わった状態のものがこちら。
グラッシーハルナにボーンがついたので、簡単なポーズなら取れます pic.twitter.com/xgxj4sisfV
— うのはな透🔞次回眼鏡時空&コミ1 (@unohanaT) 2018年3月6日
PMX化
そしてblenderでPMXにエクスポート。
途中エクスポートに失敗して焦りましたが、使ってないテクスチャを削除したらエクスポートできました。
もうこの時点でMMDで踊らせることはできるはずなので、早速取り込んで踊らせてみると、動くは動くんだけど全然モーション通りに動いてくれない。
おかしいなあおかしいなあと思ってたんですが、原因はボーン名の不一致でした。
最初は一々自分で修正してましたが、
面倒になって探したらプラグインあったので適用。
闇鍋プラグインはこれ以外にも便利な機能いろいろあるので絶対入れるべき。
物理演算? 知らんなぁ……
完成!
とりあえずMMDのモーションを適用してなんとなく動くところまで行きました。
表情全く変わらないけど。
前髪もスカートもまったく揺れてないけど。
マントにボーン割り振られてないので変な動きしてるけど。
グラッシーハルナが動くところまで来たわけです!!
次はモデルv.0.2.0を制作していきます。
unohanat.hatenablog.com
その2へ続く。